野村證券に心を痛める

最近、野村が話題ですね。東証1部の時価総額制限を漏らしたりとかわいせつの罪で社員が逮捕されたりとか。

私は新卒で野村に入って2年間支店で営業してました。偶然やさしいお客さんたちに恵まれ成績もそこそこよかったですが、2年で転職しました。

私はかなり合理的というか楽をしたい人間なのですが、そういう人間には野村は合わないですね。数うちゃ当たる戦法、とりあえず手数料を稼げ、暇なら巻紙とポスティング。7~8年前でこの状況でした。しかも手数料はネット証券より高い。

もちろん資本主義社会においては証券会社は意味ある業種ですが、お客さんがいらないといっているのに売るんですか?なんで?という疑問が強かったです。ネットショッピングと一緒で商品紹介をして、お客さんがいる・いらないを判断すればいいのでは?と思っていました。

 

当時の同僚に話を聞くと大分雰囲気は変わっているみたいですが、それでも以前の部分を引きずっているところはあるようです。ただ、業態かえるのが遅すぎてどんどん墓穴を掘りそうな気がしないでもない。

 

ただ、私は野村證券に感謝している部分もあり頑張ってほしいと思う気持ちもあります。新入社員としていろいろ鍛えられましたから。

ただ、野村はいろいろ矛盾をなくすべきです。コンプライアンスを重視するなら、ちょっとでも法令違反したやつは全員首にする勢いがないとだめでしょうね。