鎖骨骨折ストーリー 0日目(事故日)

落車の顛末はのちほどのレースレポートするとして、落車後からお話はスタート。

 

落車後は痛みで悶絶。自分以外の何人かも倒れているが酷そうなのは自分ともう一人。横目でバイクを確認するとフレーム自体は大丈夫そうだがリアメカとリアホイールが言っている。COMカーの人が声をかけてくれてレスキューを手配してくれた。

最初の数分は路上から立てず何とか歩道へ移動。この間にもかなりふらふらで貧血と同じような感じ。再度座り込んでここでようやく体を確認する。

手は数か所擦過傷があるがそこまで大きくない。

左腕は肘あたりにそこそこの擦過傷。右脛と左脛にもそこそこの擦過傷。そして腰は歩けるので折れてはないが強く打ち付けた打撲でかなり痛い。最後に右腕。右手は動くが肩が全く動かん!!そして、肩を触ると皮膚内で何か飛び出ている!!

咄嗟にCOMカーで救助に当たってくれている人に「折れてるかも!!」と伝え、レスキューを待つ。救急車が来るまで結構長く20~30分は待ったと思う。救急隊の人に症状確認してもらって県立北部病院へ搬送。(搬送中の救急車が揺れて結構つらかった。)

到着後は先生方に処置。擦過傷の措置、レントゲン、CTを取ってもらった。結果は、、、、右鎖骨の完全骨折、腰から臀部にかけての強い打撲、そして多数の擦過傷。16時ごろにもろもろの処置が終わって解放されたが、ここから大変。服は全て脱がされて病院服だがこれ以外に服はないし単独遠征なので、この服でタクシーで会場まで移動。動かない右腕をかばいながら、何とか服を着て、壊れたバイクを回収し、シーコンに詰め込み、那覇へ移動。当日帰る予定だったので、飛行機を取り直しホテルも取って何とか落ち着いたのが21時ごろ。できる限り遠征は単独じゃない方がいいなと心から思った。

傷の方はというとずきずきは痛むが自分が思っていた骨折の痛みよりはひどくなかった。むしろ擦過傷から出る分泌液でホテルを汚さないか心配だった。