ニセコクラシック(140km)

金曜夕方に神戸発のスカイマークに乗り、北海道入り。当然のごとく、ラマイでスープカレーを食べてこの日はゲストハウスに宿泊。次の日に千歳のイオンで買い出ししてニセコへ。途中、昼飯として食べログで高評価のパン屋へ。素材と技術で直球勝負という感じで全てがおいしかった。受付して試走。景色が良くて、強度は低いが80km(獲得標高1400m)も走ってしまった。

当日は3時40分起床。4時にホテルでご飯、パン、シリアルを詰め込む。今回の補給食はカロリーメイト2本、ジェル4本、2run2袋。ボトルはCCDとOS-1を1本ずつ。スタートしてすぐの上りはそこそこの強度だけれども、遅れるほどではない。逆に一つ目の登り終わりの下りでびびっていたら千切れかけたが2つ目の登りで集団が緩んだので、ここで復帰。この時点で集団は100人くらい?パノラマラインが始まって、3分の1くらいで先頭から遅れる。先頭集団は20人くらいだったかな。無意識のうちにレッドゾーンに入っていたようで、息も絶え絶え。第2集団に入って登っていたら、その影響かダンシングの時に前走者の後輪にはすってしまい落車。チェーン落ちを直して、走り始めるが20人ほどには抜かれたか。6人ぐらいのグループで最高標高を超え、下りへ。この下りで頑張って踏んでいると、2つの集団に追いつき、40~50人の大集団で日本海へ。ここらへんの平坦区間で実力ないくせに先頭ローテに加わっていたせいか最早ガス欠状態になり、105km地点で集団お見送り。この集団に井上亮さんがいたらしいが全く気付かなかった。ここからあの順位まで行くのだからすごいっすな。

1人になってからはもう力なくマイペース。ようやく残り5kmまで来て最後の関門を右に折れたところでまさかのパンク。もうニュートラルカーもいないらしく、とぼとぼゴールまで歩く。立哨の人が本部にかけてあってくれたものの、本部からのホイール提供はなし。いろんな人に声かけてもらい、歩いていたらとあるレース中の方がCO2ボンベとチューブをくれた。ただ、タイヤレバーないのでタイヤ外すのに悪戦苦闘していたらまた別のゴール後の人が手伝ってくれてなんとかパンク修理・・・。と思いきや、もはやタイヤに大き目のサイドカットがありすぐにパンク。もう、リタイヤだなぁと思っていたら、パンク修理手伝ってくれた人が前輪を貸して下さり、ゴールしてきなよと言って下さました。もう、泣きそうな気持になりながらすぐゴールしてその人のもとへ車をかっ飛ばして御礼。制限時間ぎりぎりでゴールできたのはあなたのおかげです。

今回は散々な結果だったけどもそれ以上に自分自身を成長させてくれるレースだった。ちなみに北海道グルメは、ジンギスカンやらスイーツやら満喫しました。ただ、帰りに京阪電車が人身事故で帰宅が遅れるというなかなか散々な事態でございました。